ワシントンヤシ(ワシントニアパーム)
Washington palm
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学名|
Washingtonia filifera
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英名|
Washington palm ,California Fan Palm, Petticoat Palm
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和名|
ワシントンヤシ
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別名|
オキナヤシ、ワシントニアパーム
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科名|
ヤシ科
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属名|
ワシントンヤシ属
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原産地|
北米西部の乾燥地域
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性状|
北米西部乾燥地域に、Washingtonia robusta(ワシントンヤシモドキ)と2種類原産する掌状ヤシ。高温多湿な熱帯では生育せず、温帯、亜熱帯気候を好む。葉は直径1~1.5mの掌状に中裂し、裂片は下垂し、縁片に繊維糸を付ける。葉柄は下半分に刺がある。雌雄同株。果実は直径7ミリ位の楕円形で黒く熟す。乾燥に強く、痩せ地にも耐え、潮風や大気汚染にも強い。
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耐寒性|
耐寒性が強く、成木で露地植えなら-6℃位まで耐える。クライメートゾーンが9a以上の地域に植栽可能
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特徴|
ワシントンヤシは幹が極端に太く(幹周りが160cm以上)、ワシントンヤシモドキは幹が細い(幹周りが90cm内外)のが特徴で、容姿は見分けが付かないほど似ている。耐寒性はワシントンヤシの方が強い。日本で最近普及しているのは、この両方を交配させたヤシで幹は普通の太さ(幹周りが120cm内外)で耐寒性が強くなったワシントンヤシモドキで、宮崎ではワシントニアパームとして公園や庭園、街路などに広く植栽している。