ヤシ/PALM
人気ココスヤシ(ヤタイヤシ・ブラジルヤシ)
- 学名
Butiayatay、Butia capitata - 和名
ヤタイヤシ、ブラジルヤシ - 原産地
アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル - 性状
葉柄が弧状に外側に湾曲してそり返る。大きな羽状複葉で葉の下面が帯灰緑色となり、全体が白っぽく見える。雌雄同株。果実は食用になる。羽状葉のヤシではもっとも耐寒性が強い種類で、-8℃でも異常がない。零下20℃でも枯死しないと言われる。 - 耐寒性
耐寒性が非常に強く、成木なら-10℃位まで耐える。クライメートゾーン8b以上の地域に植栽可能 - 特徴
両種は非常に似ていて見分けが付かない程だが、その違いは、葉の長さがヤタイヤシの方が若干長いのと、ブラジルヤシの方が葉柄の基部が長期間残りやすい。又、果実はヤタイヤシの方が少し大きく、色はブラジルヤシは橙色で、ヤタイヤシは橙色でも少し赤みが強い。只、日本で生産しているこの種は、交配してできてる物が多く、純粋な物は、殆ど無く、厳密に区別する事が難しい。よって日本の植木業界では、この両種を通称『ココスヤシ』と呼んで流通させている。